皆さんこんにちは!広報部の清水です。
本日は国土交通省より先日発表された建設業許可業者数の調査結果と、ここから見える傾向等をお伝えいたします。2018年3月31日現在の建設業許可業者数は、464,889業者と前年比▲565 業者(▲0.1%)とほぼ横ばいとなっています。
※一般と特定の両方の許可を取得している業者の数が重複して計上されているため、総数が一致しません。
業種ごとの許可業者数
29種類の業種別許可の総数は1,519,653で、建設業許可業者数が最も多かった2000年3月末時点の、業種別許可の総数は1,392,339とあり、比較すると9.1%の増加となっています。ここから建設業者が法令順守に則り、請負う建設工事の種類に応じた業種の許可を取得している傾向が推測されます。
また、前年同月に比べて取得業者数が最も増加した業種は解体工事業で、15,537業者の増加となっています。2016年に新設された業種なので、圧倒的に増加数が大きいことが下の表からお分かりいただけます。
「増加した許可業種(上位3業種)」
「減少した許可業種(上位3業種)」
引用:国土交通省「建設業許可業者数調査の結果について」
2016年6月1日に新設された解体工事業は経過措置が取られており、2016年6月1日現在で「とび・土工工事業」の許可を受けて解体工事業を営んでいる建設業者は、2019年5月末日までは解体工事業の許可を受けずに解体工事を請負うことが可能です。この経過措置までいよいよ残り1年を切り、解体工事の追加申請を検討されている方も多いのではと思いますが、国土交通大臣許可の場合は申請の標準処理期間が4か月とされていますので、追加申請を行う場合は早目の申請をお勧めいたします。
オータ事務所は解体工事の業種追加申請について、既に100件を超える実績があります。解体工事に該当する工事内容、解体工事の専任技術者になれる資格等、申請にあたっては注意すべき点があります。追加申請をご検討中の方はお気軽にお問合わせください。