東京都が発注する工事の等級をご存じですか?
東京都が発注する工事には「発注等級」と「受付等級」があり、工事の発注金額の規模によって入札に参加できる建設業者を限定しています。
経営事項審査の結果や工事施工実績等を基準として、建設業者は入札に参加する業種ごとに、A、B、C、D等と格付け(ランク付け)されます。
つまり、大手や実績のある企業が全ての工事において参加できて受注できる訳ではなく、ランク毎に、自社の格付けと近い業者と争うことになりますので、新規参入の場合でも十分に受注できるチャンスがあります。
今回は、東京都における工事の等級について掲載いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
工事の発注標準金額に対応する等級
1 舗装工事 〖道路舗装工事〗
2 土木工事 〖橋りょう工事・河川工事・水道施設工事・下水道施設工事及び一般土木工事〗
3 建築工事
4 設備工事 〖電気工事・給排水衛生工事・空調工事〗
注意
① 道路舗装工事については、8千万以上2億円未満の発注案件については、対応する等級をA及びBとし、この場合等級がAである有資格者は等級をBとして取扱います。
② 工事の性質により、それぞれの等級に対応する発注標準金額を超えて参加資格を認めることがあります。
東京都の入札参加資格の申請については、建設業専門の行政書士事務所、オータ事務所が適切にサポートさせていただきます。詳しくはこちらをご覧ください。
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