経営事項審査の新たな加点対象として、「建設工事に従事する者の就業履歴を蓄積するために必要な措置の実施状況」が追加されました。
CCUSを加点対象として追加した趣旨
今回経営事項審査の新たな加点対象としてCCUSが追加された理由のように記載されています。
“建設工事の担い手の育成・確保に向け、技能労働者等の適正な評価をするためには、就業履歴の蓄積のために必要な環境を整備することが必要であり、CCUSの活用状況を加点対象とする。”
引用:国土交通省WEBサイトより
加点要件と評点
法改正は既に行われ、令和5年8月14日以降の審査基準日の方から審査対象とすることができます。多くの方が決算日は月末かと思いますので、令和5年7月決算の方々までは、申請用紙には記載されていましたが、審査の対象にはなっていませんでした。
CCUSが加点されるには
建設キャリアアップシステム(CCUS)を用いて、就業履歴を蓄積した場合評価対象となります。
とても長い審査項目名ですが、審査自体は、「誓約書及び情報提供に関する同意書」の提出のみで大丈夫です。準備はとても簡単ですが、評価を受けるには、それなりのハードルがあります。
ただし一部の工事では評価対象になりません。建設キャリアアップシステム(CCUS)を使って工事現場情報等を作成するなどが必要となります。
詳しくは当社まで、お問い合わせください。
オータ事務所は、建設業専門の行政書士事務所であり、建設業許認可申請件数は行政書士法人では国内トップクラスとなっております。
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また建設キャリアアップシステムの登録をしていないという方はこちらをご覧くだささい。