9月は、ちば電子調達システム平成30・31年度の入札参加資格定期受付が開始されたため、入札参加資格申請の依頼を多く頂きました。入札参加資格申請については全国対応している点もオータ事務所の特色です。
今回は壱岐リーダーが担当した入札参加資格申請(工事)の事例をご紹介します。
※オータ事務所の営業部では今期から地区担当制を導入しました。
●公共工事入札までの流れ
【お問い合わせ頂いてからの流れ】
① お問い合わせ(9月7日)
計19の自治体および官公庁の入札参加資格取得をご希望で、ホームページを見てお電話をいただきました。建設業許可の手続きは他の行政書士さんに依頼していたそうですが、入札参加資格申請については経験がなく辞退されたとのことでした。
② 打合せ(9月11日)
さっそく打合せに伺いました。必要な書類、書類提出の期限、申請完了から資格取得までのスケジュール、申請業種などについて、入札先ごとに丁寧に説明させていただきました。全国区での実績があるからこそ、打合せの準備も短期間で行うことが可能です。
③ 書類提出(10月から順次)
オータ事務所ではお客様から書類をお預かりした時点から、作成を経て提出するまでを2週間で行うという基本ルールがあります。締切りが一番近い入札先は10月27日の埼玉県とさいたま市でしたが、作成も順調に進んで10月4日には書類提出いたしました。その後も締切日と資格適用日に十分留意して各申請先への提出を進め、10月末には19カ所全ての提出を終えました。多くの申請先へのご依頼に対応できるのは、営業担当と作成担当がしっかり連携して業務を進めているからです。
テクニック
入札参加資格も建設業許可と同様にお客様の経営にとって非常に重要な資格です。そのため行き違いのないよう電話やメールにて確認したご要望を全て記録に残し、提出前にはお客様に内容をご確認、ご納得いただいた上で提出を行います。申請業種やランクに関わる内容はいったん提出すると変更ができない場合もあるので、しっかりとしたすり合せが必要になります。
ワンポイントアドバイス
入札参加資格申請における申請業種は建設業許可の業種とは異なることが多いことをご存知ですか?例えばエレベータ設置工事は建設業では機械器具設置工事ですが、東京都の入札参加資格申請においてはでは「エレベータ設置」という業種から発注されます。そのため経営事項審査の申請業種や実績からどのような工事を受注しているかを確認し、適切な業種を選択することが重要です。また、自治体との契約営業所、代理人設置の有無を確認することも必要です。
お客様の声
スピーディーな対応とそれぞれの申請先にも十分なノウハウがあって大変満足しました。建設業に特化していて、弊社の建設業許可に関する手続きは全て対応してもらえるとのことで、次からは経営事項審査等についても依頼する予定です。法令順守についても相談したいと思っています。
今回のご依頼を担当させていただいた壱岐リーダーの仕事への取り組みやプロフィールが若手紹介のページに掲載されています。ぜひご覧になってください!